会社更生法申請のエルピーダメモリ
- 2012/2/28
- オアシス不動産, 徒然トピックス
- estate-tokumaru
DRAMメーカーの業績が、厳寒期を迎えつつある。昨年(2010年)後半に始まったPC用DRAMの値下がりが、今年(2011年)に入っても止まらないからだ。記憶容量当たりの単価は、2010年半ばに比べると約5分の1にまで落ち込んでしまった。
PC用DRAMチップの価格推移を、もう少し詳しくみていこう。記憶容量が1GbitのDDR3-1333チップの価格は、2010年前半は2.0ドル~3.0ドルの水準で推移していた。それが2010年後半になって急速に値下がりし、2011年前半には約1.0ドルになった。
次の世代である2GbitのDDR-1333チップの価格は、2011年前半に約2.0ドル前後を維持していた。記憶容量当たりの単価でみると、1Gbitチップとほぼ同じである。この時期に世代交代が生じ、PC用DRAMの主力品種は2GbitのDDR3-1333チップになっていった。
ところが、2011年の半ばから、2GbitのDDR3-1333チップが急速に値下がりした。2011年7月には1.5ドル、2011年9月には1.0ドルとなり、わずか半年ほど前の1Gbitチップと同じ水準になってしまった。その後も若干の変動はあったものの、2011年11月には1ドルを割り込み、0.7~0.8ドルの超低価格になってしまった。明らかに販売価格は、製造コストを割り込んでいる。DRAMメーカーにとっては作れば作るほど、赤字がかさむ状況だ。
そして、会社更生法という最悪の状況が来てしまいました。

株式会社オアシス 代表取締役 得丸英利
問合せ先 estate@oasisu.co.jp
TEL 097-582-1375まで
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